「秋」といえば、どんな秋を思い付かれますか?
「スポーツの秋」、「食欲の秋」ももちろん外せませんが、
今回は「読書の秋」ということで本を1冊ご紹介させて頂こうと思います。
「漢方小説」という小説です。
内容はもちろんのこと、中医学について少し触れられています。
「漢方小説」 中島 たい子
漢方小説 (2004/12) 中島 たい子 著 |
<あらすじ>
31歳みのりは、元カレが結婚するという話を聞いたあと、胃がロデオのように暴走します。
救急車で運ばれた病院で検査をしても、異常はまったく見つかりません。
その後もロデオの暴走は治まることがないため病院をいくつかまわりますが、原因はわかりません。そんなみのりがたどり着いたのが漢方診療所。担当医の坂口先生への恋心と、漢方への懐疑心に揺れながらも、通い続けます・・・
同じ年代の方は「わかる、わかる」と共感していただけることがたくさんあるのではないでしょうか。それより前の年代の方は今後の参考に、もう少し年を重ねている方は「そんなことあったわね」と思い返しながら読んでいただけるのではないかと思います。
合間に西洋医学と東洋医学の違いや東洋医学の考え方などについて
分かりやすく説明してくれています。
東洋医学について少し触れてみる。
興味が湧いたらもう少し触ってみる。
そんな最初の1歩にはぴったりの本ではないかと思います。
「犯人が気になって眠れない」というような内容ではないので
秋の夜長にリラックスして読んでいただけると思います。
よろしければ、お手に取ってみてください!
みなさまもオススメの本を教えてください(^人^)