秋の夜長で睡眠を考える☆②

こんにちは、鈴蘭の小田ックスです。
前回、自律神経と睡眠のお話をさせてもらいました。
詳しくはこちら→秋の夜長で睡眠を考える☆①

今回は中医学と眠りについてです!
よく眠れない方、睡眠チェックをお願いします。

あなたの眠れないをチェック

タイプ1.
〇なかなか寝付けない。
〇イライラしやすい。
〇脇腹や胸などにやったような痛みがでることがある。
〇憂鬱感がある。
〇ほてりやのぼせがある。
〇頭痛がある。

タイプ2.
〇眠りが浅くすぐに目が覚める。
〇熟睡感がない。
〇夢をよく見る。
〇不安なことがある。
〇動悸やめまい、貧血などがある。
〇食欲がない。

タイプ3.
〇早朝に目が覚めて眠れない。
〇腰やひざがだるい。
〇忘れっぽい。
〇ほてりやのぼせがある。
〇耳鳴がある。

チェックはいかがでしたか?
チェックが多く入ったタイプを参考にしてください。

タイプ1 の場合

お仕事が忙しかったり、人間関係などストレスが多くありなかなか寝付けません。
身体の中に余分な熱がこもってしまっています。
身体は眠りたいのに頭がさえて眠れないなんてことはありませんか?

『肝』のバランスが乱れてしまった場合にこのような睡眠の状態になることが多くみられます。
ストレスを調整する『肝』の働きを元に戻すことが重要です。
ゆっくりとお風呂に入ったり、寝る直前のパソコンや携帯電話の使用は控える、好きなことをしてストレスを発散させるなど
やってみましょう。
スポーツやお風呂に入るなどして余分な水分を身体に溜め込まないようにしてくださいね!

おススメの食べ物
たけのこ、きゅうり、ゴーヤ、三つ葉、セロリ、春菊、香草、紫蘇、ジャスミンティーなど

タイプ2 の場合

夢を見るレム睡眠が多いタイプです。
中医学に『思は脾を傷る(やぶる)』ということばがあります。
思いすぎる、心配しすぎると『脾』(消化器系)の力が落ちてしまうということです。
『脾』の力が落ちると食物の消化吸収がうまくいかなくなり、『心』の働きが落ちてしまいます。
『心』は精神・意識をコントロールする働きがあるので、その働きが落ちると不安感が強くなり不眠につながってくると考えられています。

不安があり、脳が興奮状態にあるとなかなか眠りに入れません。
眠る1~2時間前までに検討事項や悩み事、考え事を人に話したり紙に書いたりしてみましょう。
人に話したり、紙に書きだすと解決策が出やすくなりますし、
意外に「なんだこんなことか」と思えることも多いと思います。

おススメの食べ物
黒豆、黒砂糖、クコの実、百合根、キャベツ、山芋など

タイプ3 の場合

加齢や長い期間の病気などにより『腎』の働きが落ちると身体を『冷ます力』が不足し、
体内の熱が暴走して精神の安定が図れなくなります。
早く目が覚めることにストレスを感じていなければよいのですが、
『腎』の力を補うことで老化防止や穏やかな老化へとつなげることができます。

おススメの食べ物
黒豆、黒胡麻、昆布、ヒジキ、わかめ、アーモンド、くるみなど

中医学はお腹が痛いのはお腹に原因があるのではなく、身体全体のバランスが乱れた状態にある
という風に考えます。

上記を参考にしていただきながら、規則正しい生活をお願いいたします。

鈴蘭では肩こりや腰痛はもちろんですが、このような『不眠』などについてもご相談をお伺いいたします。
お気軽にご相談くださいね(*^_^*)

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元気な店長と小田ックスが鈴蘭でお待ちしております。

スポーツの秋、芸術の秋、食欲の秋・・・
楽しいことがいっぱいな秋!!!
鈴蘭で楽しい秋のお話もお聞かせください☆

この記事を書いた人

セラピスト
小田 歩

鈴蘭のブログを読んでいただき、ありがとうございます。 太陽の店長と頑張っております、月影の小田ックスです。 肩こりや腰痛だけでなく、なんだか疲れたなぁの時にも鈴蘭をご利用いただけると嬉しいです。 これからもよろしくお願いいたします!!