のどの痛み、声の嗄れはありませんか?

ここ数日、急に寒くなりましたがお元気にされていますか?

周りには風邪ひきの方が増えてきたように思います。

風邪をひいたとき声が出しにくくなることはないですか?

声は喉の奥にあるV字形をした声帯を吐く息で振動させることにより、出すことができます。

風邪などで声帯が腫れたり、充血したりするとそのV字をした声帯がピッタリと合わなくなり

声が嗄れてきます。

風邪が治れば自然によくなり、2週間以上続く事はほとんどありません

しかしかぜなどで声帯が炎症を起こしている時に、さらに大声を出すなど声帯を酷使したり、タバコを吸い続けたり、アルコールを飲み過ぎたりしていると慢性的な炎症となります。こうなると声帯は変形しやすくなり、声の嗄れは治りにくくなります。

また、炎症から内出血を起こして一種の血まめができ、これが時間とともにしこりになった声帯ポリープや女性で声をよく使う職業のかたにおこりやすい声帯結節でも声が嗄れてきます。

喉頭ガンや反回神経麻痺(反回神経は声帯を動かすための神経です)でも声の嗄れは起こってきます。

風邪で声が嗄れてきた時の基本は喉を使わないこと。辛いけれども、極力声を出さない。普段何気なくしている、「声を出す、咳をする」という行為は十分喉を酷使しているものなんです。

お仕事柄それが難しい場合は直前まで声は出さない、大きな声は控えるなど声を出す時間を短くしてみてください。

次は水分をたくさん取ることも必要です。のどを適度に湿らせておくこと大事です。また、加湿器を置くなどして室内の乾燥にも気をつけてください。

あとは、うがい手洗いをして、カラダ特に喉を冷やさないように気をつけて、十分な睡眠を心がけてください。

ただし、2週間以上続く声の嗄れには急性の炎症以外のものが隠れている可能性があります。

その時はお近くの病院にご相談ください。

中医学では秋は空気が乾燥し「肺」を傷つけるため呼吸器系の疾患に注意するようにと

言われています。

中医学ではカラダを潤しているものは陰液(「血」と「水」)と考えます。

そして甘いものと酸っぱいものの組み合わせは、

陰を補って、カラダを潤すとされています。

酢の物、レモンとはちみつ、梅干しとご飯など酸味と甘みの組み合わせを取って

カラダを潤しましょう。

旬の果物もオススメですよ。

おカラダに気をつけて今週もあと3日乗り切りましょう(‐^▽^‐)

この記事を書いた人

セラピスト
瀧田 美智代

推拿を通じて「皆様の笑顔に関与したい!」そう志を立て、四年目も邁進しています。今年は公民館などで開催される健康セミナーの講師も行い、一段ずつステップアップしています。 カラダは健康でありたいと生き続けています。それが自然治癒力(^^) その力を最大限に活かして、好きなことを楽しみ続けられるカラダでいたいと思いませんか?鈴蘭がお手伝いいたしますよ♪