『寒露(かんろ)』とは?

1週間の秋雨が明けると朝晩や風がぐんと冷たくなってきましたね。
風邪をひいた、咳が止まらないなんて方はいませんか?

この時期には二十四節気の一つ『寒露』というものがあります。
だいたい10月8日ごろになります。
2016年ではまさに10月8日がこの日に当たります。
10月8日および霜降(10月23日ごろ)までの期間を寒露と呼びます。
10月8日頃(2016年は10月8日)。

寒露とは、晩夏から初秋にかけて野草に宿る冷たい露のことです。
秋の長雨が終わり、本格的な秋の始まりになります。
露が冷たい空気と接して霜に変わる直前で、紅葉が濃くなりツバメなどの夏鳥と雁などの冬鳥が交代する時期でもあります。
農家の方は五穀の収穫でお忙しい時期になるのではないでしょうか。
 
秋は呼吸器系にトラブルが出やすくなります。
中医学では肺は、鼻から喉を通り、気管、気管支、肺胞までを指します。
また皮膚も、外から体を守る働きがあり、わずかながら皮膚呼吸もしていることから肺の範疇に入ります。
また、肺と大腸は主従関係にあるので肺の働きが悪いと大腸の働きも不調になります。

次回は肺の自覚症状チェックを書きますので、ぜひやってみてください(*^_^*)

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この記事を書いた人

セラピスト
小田 歩

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