3月5日は『啓蟄』

朝晩は寒く、お昼間は暖かい日が続いております。
お身体の調子はいかがですか?

本日は二十四節気の『啓蟄』です。

啓蟄とは

『暖かくなって生き物が土から出てくるころ』という時季です。

・「啓」は開く。
・「蟄」は虫などが土の中に隠れている様子。
を表します。

春の過ごし方

中医学には各季節に応じた過ごし方があります。
中国の古典書物に「素問」というものがあり、そこには春の過ごし方が以下のように書かれています。

春は萬物の成長が始まる季節です。そのため、早起きしてゆるやかな散歩をしたり、髪をほどき、身体を緩めるようにしたり、精神を春の気候と同じように、ゆったりとしていて且つ活発に活動させます。「殺」「奪」「罰」といった行動を控え、「生」「与(あたえる)」「賞(ほめる)」といった行動を取るようにします。

(天地倶に生じ、萬物以て榮す。夜臥し早く起き、廣く庭を歩き、髮を被(ほど)き形を緩め、以て志をして生ぜしめ、生して殺す勿かれ、予えて奪う勿かれ、賞めて罰する勿かれ。)

『素問』四気調神大論より/意訳・(書き下し):宮下宗三

1.冬よりも少し早起きを
中医学では太陽の動きと共に行動をすることを理想としています。
冬は日が昇るのが遅いので起きる時間もゆっくりとされていますが、春は冬よりも少し早く起きましょう。
そして、太陽の光を浴びましょう。
自律神経も副交感神経優位から交感神経優位にかわり、活動がしやすくなります。

2.毒素を出そう
『啓蟄』のように春はいろいろなものが外に出てきます。
人間のカラダも同じように冬に貯めこんだものを外に出してあげましょう。
そんな時にお勧めなのが『野菜の新芽』たちです。
新茶・わらび・ふきのとう・ふき・タラの芽・せり・たけのこ・ほうれん草・かいわれ菜などです。

3.身体を動かそう
寒い時期はついつい運動不足になりがちです。冬の間あまり体を動かさずにいた人も、少しずつ体を動かすようにしてみましょう。散歩、ストレッチ、ピクニックなど楽しんで体を動かして春の陽気を胸いっぱいに吸い込んでください。ストレス解消はもちろん、適度な運動が新陳代謝を高め、冬の間に増えた体重も自然と落とすことができます。
また、髪をとかして頭皮を刺激すると、陽気を発散できて気分もすっきりできますよ。

何か取り入れられそうなものはあったでしょうか。
取り入れやすいものをお試しください!!

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この記事を書いた人

セラピスト
小田 歩

鈴蘭のブログを読んでいただき、ありがとうございます。 太陽の店長と頑張っております、月影の小田ックスです。 肩こりや腰痛だけでなく、なんだか疲れたなぁの時にも鈴蘭をご利用いただけると嬉しいです。 これからもよろしくお願いいたします!!