福岡では桜の開花宣言も出され、春へまっしぐら!!!
ですが、カラダはなんだかだるい、やる気が出ない、イライラする・・・
なんてことありませんか?
それは、『肝』のせいかもしれませんよ!
『肝』とは?
中医学には五行説という考え方があります。
この五行説では宇宙に存在するすべてのものを5つの要素、木・火・土・金・水にあてはめます。
特に『木』は植物が芽吹き、成長していく様子。万物が生じる春の象徴!
この5つの要素は互いに影響しあい、ある要素から別の要素へ循環をしていく。
人間のカラダもこれにあてはめて考えられるのです。
人間のカラダでは、『木=肝』・火=心・土=脾・金=肺・水=腎となります。
そして春はこの『肝』が活発に働いてくれるとともに、カラダのバランスが乱れると不調としてサインを表しやすいところとなります。
『肝』の働きとは?
肝は「血」を貯蔵し、「気」の流れを調整する。働きがあります。
また自律神経ともつながりが深いと言われています。
このため『肝』がスムーズに働いているときは情緒が安定しており、活発に動けるのですが不調をきたすと、
〇情緒が不安定になる(イライラしたり、不安感が現れる)
〇夜眠れない、昼間の強い眠気
〇食欲不振
〇目が疲れる、見えにくい、乾燥するなどの目の不調
〇カラダがつりやすい
などのサインが現れてきます。
そんな時の対処方法!!
〇旬の食べ物をよく噛んで食べる。
〇早起きをして朝日を浴びる。
〇ストレスを解消し、心のバランスを保つ。
情緒が不安定になる(イライラしたり、不安感が現れる)、夜眠れない、昼間の強い眠気、食欲不振は『気』がスムーズに動けていないことが原因と考えられます。
たけのこやタラの芽、ふきのとうやうどなどの少し苦みのあるもの、三つ葉やセロリ、春菊などの香りの強いものがおすすめです。
香りの強いものは緑茶やジャスミンティー、ミントティーなども良いですよ。
目の不調やカラダがつるのは「血」の不足が原因と考えられます。
アサリやハマグリなどの貝類、肉や魚などのタンパク質、ニンジンやブルーベリーなどがおすすめです。
もちろんツボを刺激して「気」「血」「水」の流れをととのえてあげることもおすすめですよ!!
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