店長と一緒に『練り香』を作りに行ってきました!
黒田官兵衛の奥様である光姫が開いたといわれるお寺で練り香作りはありました。
練り香とは、粉末状の香木やスパイス、ハーブなどを蜂蜜やアラビアゴム等で練って固形状にしたもの。を言います。
日本では薫物(たきもの)とも呼ばれるそうです。
直接燃やすことはせず、香炉灰に火種となる香炭を埋め間接熱であたためながら芳香を楽しみます。
香りは五行の考え方で調合していきます。
五行の考え方に「五味」というものがあります。
「甘・酸・辛・苦・鹹」がこれにあたります。
香りを作るときにはこの五味をすべて入れるとよい香りがするのだそうです。
ちなみにこの味覚を香りに変えて表現するのだそう。
たとえば・・・
甘:みつを練る甘さ とかね。
今回は沈香というものをベースにつくっていきました。
これに甘くなる香の丁子、辛くなる香の桂皮などを入れていくのです。
すり鉢でゴリゴリすりますよ。
スパイスでおなじみのシナモンや、昔嗅いだ事のあるベポラップに似た香りなど様々。
同じ量を入れているはずなのに、店長と小田ックスでは香りが全然違うから驚きです。
というか皆さんそれぞれの香りでとっても奥深い!
材料をゴリゴリ混ぜた後は、先生が調合してくださった蜂蜜とまぜあわせて、
くるくる丸めていきます。
終わった後も手には香りが残っていい香り☆
どんな香りができたかは・・・
鈴蘭で香りを楽しんでいただける日があるかもしれませんよ(*^_^*)